昨日は久しぶりに出社した。
出社と言っても、会議の合間に数時間だけの滞在だ。どうしても捺印と直筆記入の必要な書類があり、ほとんど数分で終わる作業。電子署名はいつになったら標準になるのだろう。
社内はまるで休日出勤のように誰もいなくて、たまに人とすれ違うと、「知り合いかも!?」という期待で一瞬マスクの上に見えている顔の上半分を、お互いにじっとのぞき込む。ほとんど知らない人ばかりで、ようやく1人だけ他部署の知り合いとあいさつできた。地下のモグラがたまに仲間と鉢合うと、このくらいうれしいのかもしれない。
久しぶりに広いデスクで仕事できたのと、心おきなく印刷できたのは気持ちよかった。
マスク着用にも慣れたし、消毒と手洗いも普通のことになったけど、人と会えないのだけは寂しいし情報量も圧倒的に足りなくなる。たまには出社できるような世の中になると良いなと心から思う。