南カリフォルニア出戻り東京日日見聞録

17年間の南カリフォルニア生活にピリオドを打ち、東京に戻ってきました。2019年以前は「南カリフォルニア日日見聞録」、その後は半分アメリカ人みたいになって帰国したmishaの東京見聞録となります。

美談も所変われば。。。

今朝、何気なくラジオを聴いていたら、1分にも満たないニュースだったけど思いっきり笑えるものがあった。



イギリスで、白血病研究基金を集めるために、老年女性達が自分達のヌード写真をカレンダーにして一躍世界で反響を呼んだ実話が、『カレンダー・ガールズ』として映画化されたことがあった。ヌードというユーモアな発想も含めて美談として語られ、映画もなかなか良い出来だったと思う。

ところが、カリフォルニア州カーメル市で、同じような企画で老年女性達がヌード・カレンダーを作って売り、借金だらけの消防署のに寄付したらどうなったか?

結果から言うと、寄付金は却下されたばかりか、セクハラで訴訟が起きそうなのだ(笑)一応、市長から消防署での撮影許可は得ていたものの、職場で撮ったヌード写真というのは人々に不快感を抱かせる可能性がある。そうやって集めた3万ドルを寄付金として受け入れてしまうと、裁判にまで発展しかねないのだ。

渦中にある51歳から84歳までの女性達は無邪気で悪気はなさそう。第二のカレンダー・ガールズを目指したのかもしれないけれど、アメリカなんだし、もう少し気をつけてやらないと、ね。笑ったんだけど、この女性達のことを考えるとちょっと切なくなった。


ニュースソース

http://www.cnn.com/2004/US/10/08/life.nudes.reut/