南カリフォルニア出戻り東京日日見聞録

17年間の南カリフォルニア生活にピリオドを打ち、東京に戻ってきました。2019年以前は「南カリフォルニア日日見聞録」、その後は半分アメリカ人みたいになって帰国したmishaの東京見聞録となります。

2008-01-01から1年間の記事一覧

タイル工事のこと

写真を整理していたら、以前に住んでいた家を売る前に改装した時の写真が出て来た。このときもタイルが直接コンクリートに張り付けてあり、コンクリートに入ったヒビが上に張ってあるスパニッシュ・タイルにまで及んでいて、このままでは売れないと言うこと…

家のリモデル

現在、家を大改装中。 今は床の張り替えで、今まであったカーペットの床をはがしたところだ。カーペットの床の下にはスポンジみたいなものが敷いてあり、その下がコンクリートになっているのだけど、すごく色々な問題が出て来た。 まず、ファミリールームは…

耳栓で料理

アメリカの家に帰って来た。 まあ、事情はさておき。。。家が全面的に工事中で、今日などはタイルをはがすドリルの音で気が狂いそうだ。しかし、私は騒音に強い。 なぜかというと、毎晩のmikeのいびきに耐えるため、耳栓を使い慣れているからだ。 そこで早速…

グリーンカード、返却に失敗する

8月から就職が決まっているので、平日に動ける時間がとうとうなくなってしまう。 仕事が決まったということは、日本永住もほぼ確定。。。ということで、次回のアメリカ入国での混乱を避けるために、グリーンカードをアメリカ大使館に返しに行くことにした。…

『書を捨てよ、町へ出よう』

書を捨てよ、町へ出よう (角川文庫)作者: 寺山修司出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2004/06メディア: 文庫購入: 5人 クリック: 93回この商品を含むブログ (146件) を見る最近、殺人事件が多すぎる。 殺人に至らなくても、知らない人にナイフを振り回す人の…

アフターダーク (講談社文庫)作者: 村上春樹出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/09/16メディア: 文庫購入: 7人 クリック: 50回この商品を含むブログ (375件) を見る村上春樹の独特の文体が苦手で、学生時代に『ノルウェイの森』を読んで以来、村上作品は全…

祖国とは国語 (新潮文庫)作者: 藤原正彦出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2005/12メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 25回この商品を含むブログ (105件) を見る今から読書をするのは遅すぎるだろうか? と、真剣に考えたくらい、国語教育の大切さを説いた「国…

不発弾 (講談社文庫)作者: 乃南アサ出版社/メーカー: 講談社発売日: 2002/01/16メディア: 文庫 クリック: 3回この商品を含むブログ (9件) を見るアメリカにいる間、本当に日本の小説を手にする機会が少なかった、と改めて思う。 知らないうちに、高価な日本…

銀座で焼き鳥

日本に帰国してから、もう何回焼き鳥を食べに行ったことだろう? やっぱり焼き鳥は日本のソウルフードと言えると思う。 今日はmikeが「銀座で昔行ったことある焼き鳥屋さんを探し出したい!」というので、遠出してみた。歩けども歩けども、似たような交差点…

日本人と残業時間

日本は国を挙げて残業を推進しているのか?と思う程、「残業がない仕事」というのが見つからない。あってもパートくらいだ。いやいや、パートでも実際は残業があるのかもしれない。派遣ならどうか?と思って派遣会社に登録してみたところ、”残業は月に30〜40…

『不実な美女か貞淑な醜女か』

不実な美女か貞淑な醜女(ブス)か (新潮文庫)作者: 米原万里出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1997/12メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 59回この商品を含むブログ (103件) を見る外国に住んだことがある人で、「通訳を頼まれたことがない」という人はほとん…

鬼の棲む家 (集英社文庫)作者: 吉村達也出版社/メーカー: 集英社発売日: 2008/04/18メディア: 文庫この商品を含むブログ (1件) を見る ひょっとしてこの小説はドラマか映画になっていたかな?と思って買ったのだけど、それは、『鬼の棲家(おにのすみか)』*…

禍家 (光文社文庫)作者: 三津田信三出版社/メーカー: 光文社発売日: 2007/07メディア: 文庫 クリック: 22回この商品を含むブログ (43件) を見るタイトルに惹かれて買った一冊。 帯には著者について「論理から恐怖を、恐怖から論理を掴み出す変幻自在の魔術師…

アメリカ人も歌う中華飯店

まず、オレンジカウンティーに住んでいた頃の親友を訪ねてサンフランシスコに行った。その友人もサンフランシスコに引っ越したばかりだというので、シティの観光地に出かけることにした。 お昼を食べたのは、小龍包の有名な店、"Yank Sing"。日本の観光案内…

犬神家の一族 (角川文庫―金田一耕助ファイル)作者: 横溝正史出版社/メーカー: 角川書店発売日: 1972/06メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 43回この商品を含むブログ (116件) を見る残務処理のために久しぶりに渡米することになった。 今回の飛行機での暇つ…

多摩川のほとりはすごい

多摩川近辺に住んでいるので、ほとんど毎日多摩川の河原に出ている。 もちろん、この住居を選んだのは犬の散歩ためだ。 だから朝夕、1日2回の散歩は必ず多摩川のほとりを歩くことにしている。 多摩川というところは、全くすごいところだ。 川と言っても面…

焼魚定食とアメリカ人

mikeはまだまだ、日本のお店の小さな間口に慣れていないらしい。 小さなビルの入り口に「焼き魚定食」の看板を見つけて、意気揚々と席に座り、「焼魚定食おねがいします!」と頼んだら、「あのう。。。うちは”つけ麺”の店で焼き魚定食は2Fのお店になります…

学生の就職活動

お昼にうどん屋さんに入ったら、学生と思われる4人組の隣になってしまった。最初はうるさくて面倒だな、と思ったけど、彼女達の盛り上がっている話が自然と聞こえてくると、面白くなってきた。進行中の就職活動について話しているようだ。 私たちが経験した…

日本へ帰国して意外に大変だったこと

日本へ帰国して約3週間。 仕事の関係で遅れたけれど、mikeも無事到着。 まだまだ家具も買っていないし、アメリカから送った荷物も届いていないけど、何とか東京での生活を始める基盤が整った。 会う人ごとに「8年前と比べて東京はかなり変わっているから、…

久しぶりのお花見の悲劇

友人に誘ってもらって、約8年ぶりのお花見に行った。 新宿御苑は大変な人出で、公園に入るだけですごい列だった。 中に入ると、大きな桜の木の根元に青いビニールシートを敷き、お酒やお弁当を広げて、よもやま話に花が咲いた。 入り口のところに、「アルコ…

TOEIC受験

1月に帰国した際、「就職活動のために トーイックを受けておいた方がいいよ」とアドバイスされたので、受けてみることにした。かなり久しぶりだったし、バタバタして受けられない可能性を考えて、念のため2回分申し込んでおいた。 1回目は2月にアメリカ…

いよいよ日本帰国!

今回の飛行機は片道切符。 とうとう南カリフォルニア生活ともお別れすることになった。 スーツケース1個、旅行バッグ1個、重〜いバックパック1個に、ケージに入ったコビー。mikeに車で送ってもらったのだけど、荷物が多すぎるので、LA空港ではポーターさ…

7年間勤めた会社を”寿”退社

ついに、過去7年間も勤めた会社を辞めた。理由は、「日本に帰国が決まったため」だ。会社としてはこれを”寿退社”と受け取ったようで、私の上司を中心にささやかだけど心のこもったお別れパーティーを開いてくれた。会社のカフェテリアをカラフルなテーブル…