焼魚定食とアメリカ人
mikeはまだまだ、日本のお店の小さな間口に慣れていないらしい。
小さなビルの入り口に「焼き魚定食」の看板を見つけて、意気揚々と席に座り、「焼魚定食おねがいします!」と頼んだら、「あのう。。。うちは”つけ麺”の店で焼き魚定食は2Fのお店になりますが。」と言われた。恥ずかしかったけど、もう座ってしまった手前、その”つけ麺”を頼むことにしたらしい。お昼は焼魚定食を食べ損なってしまった。
実は、その話は夜にアメリカ人の友人と3人で飲んだときに出たのだけど、その彼も「あ〜、焼魚定食ね。おいしいよね。ボクもお昼は焼魚定食を食べたよ。」と言う。それから続けて、「でもさー、ステーキなんかより焼魚定食が好きになったっていうことは、ボク達も歳を取ったっていうことなんだよねー。」としみじみとした口調。なんだかアメリカ人2人の話題にしてはかなり和風だ(笑)
ということは、レストランでわらじサイズのステーキを食べているアメリカのご老人達も、本当はもっとあっさりした食事がしたいんだろうか?