南カリフォルニア出戻り東京日日見聞録

17年間の南カリフォルニア生活にピリオドを打ち、東京に戻ってきました。2019年以前は「南カリフォルニア日日見聞録」、その後は半分アメリカ人みたいになって帰国したmishaの東京見聞録となります。

禍家 (光文社文庫)

禍家 (光文社文庫)

タイトルに惹かれて買った一冊。
帯には著者について「論理から恐怖を、恐怖から論理を掴み出す変幻自在の魔術師」とある。うーむ、確かに。私はどうしてもその「論理から掴み出された恐怖」に恐怖することができず、途中から結末も読めてきて、時差ぼけも手伝って半分読み飛ばしながら短時間で完読。やっぱり恐怖は論理じゃなくて非論理から姿を現したものにかぎる。そういう意味では、この帯の説明文を書いた人のセンスに脱帽。


評価:★☆☆☆☆☆