南カリフォルニア出戻り東京日日見聞録

17年間の南カリフォルニア生活にピリオドを打ち、東京に戻ってきました。2019年以前は「南カリフォルニア日日見聞録」、その後は半分アメリカ人みたいになって帰国したmishaの東京見聞録となります。

珍しい面接風景

会社で子供を見かける、というのにはそんなに驚かなくなった。子供のいない私には詳しい理由は想像がつかないけれど、どうしても今日一日だけベビーシッターの都合がつかなかったとか、早退する予定だから預けるのも手間なので一緒に連れて来たとか、そういうところだろうと思う。

しかし、今日は会社の人の旦那さんを見かけてしまった。とはいえ、同僚の配偶者が職場に現れるのもさほど珍しいことでもない。”ちょっと寄ってみた”とか”ランチ一緒にしにきた”とかで、みんな普通に職場で挨拶して回っている。

ところが、今日は事情が少し違ったようだ。その旦那さんは、どうも面接に来たらしい。うちの会社はIT部門を置くほど大きな会社でもないので、IT関係は全て外注している。1週間に1回その会社の人が来て全てのコンピュータやサーバをチェックしている。ちょうど今日がその業者が訪れる日で、その旦那さんはその業者と面接したようなのだ。もう半年くらい失業しているとは聞いていたけれど、こういうコネでの面接ってあるんだ、と思った。会議室はガラス張りなので、面接の様子は終始私の席から見通せてしまった。もし受かったらうちの会社のコンピュータをチェックしに来るんだろうか?

しかし、景気は一体いつ良くなるのだろう?