南カリフォルニア出戻り東京日日見聞録

17年間の南カリフォルニア生活にピリオドを打ち、東京に戻ってきました。2019年以前は「南カリフォルニア日日見聞録」、その後は半分アメリカ人みたいになって帰国したmishaの東京見聞録となります。

人騒がせなセキュリティー問題

朝から健康診断に行ってから出社したので、2時間くらい遅刻した。エレベーターホールで同僚にばったり会った。彼女は私の顔を見るなり、「今日会社の鍵持って来た?なぜか自動ロックモードになっていて、鍵がないと入れないの。持ってなかったら私の貸してあげようか?」と言う。私はいつも車の鍵と一緒にキーホルダーに付けているので大丈夫だ。

オフィスに着いたらちょっとした混乱状態で、鍵を持たないでトイレに行った人がドアの前でオロオロしたりしている。

この辺のオフィスビルを管理しているアーバインカンパニーから、「最近空き巣に入られるケースが多いのでセキュリティーを強化したいと思います。各社でも充分に注意してください。」というメールが回って来たばかりなので、ひょっとしたら一斉にホテルみたいなオートロック形式にしたのだろうか?

警備会社に朝一番からかけあっていてもなかなか解決しないらしく、お昼休みあたりに警備会社の人がやってきて調べていた。たまたま通りかかったところ、「メモリアルデーの5/31(月)はこの会社は休業ですか?」と聞かれたので、「そうですけど。」と答えると、「どうも5/31を5/21(今日の日付)と入力してしまっていたようです。それでオートロックが作動して。。。」だそうだ。総務の人も大呆れで、「そんなことさっさとオフィスで確認できなかったの!?」とさすがにキレ気味だった。

小さなミスに寛大なアメリカ、作業に来た人も「ハイ、これで直りました。」と自分の仕事はここで終わりとばかりに、一言の謝罪の言葉もなく、さわやかに去って行った。