南カリフォルニア出戻り東京日日見聞録

17年間の南カリフォルニア生活にピリオドを打ち、東京に戻ってきました。2019年以前は「南カリフォルニア日日見聞録」、その後は半分アメリカ人みたいになって帰国したmishaの東京見聞録となります。

今週のお題:お母さん、ありがとう。

母に感謝していることといえば、毎日欠かさず健康的なごはんを作ってくれたこと!
小学生みたいなコメントだけど、その一言に尽きると思う。小学校も中学校も給食がなくお弁当を持参しなくてはならなかったので、高校を卒業するまでは本当に全ての食事を作ってもらっていたことになる。外食はほとんどなかったし、カレーなどの一品料理になるのは、父がごく稀に泊まりがけで出張に出かける時のみ。ちなみに、飼い犬も毎食母の手作り食を食べていたせいか、大型犬だったのに18歳まで長生きした。


また、母は水草がひとつ浮いているだけの小さな水槽の中でたくさんの金魚を飼って大きく育てたり、全体の庭の調和は残念なことになっているけれど、庭木や野菜を枯らさずに育てるのも上手だ。


全般的に何かを育てることが得意な人なのかもしれない。しかも、自由奔放に。


現在、妹は東京で、私はアメリカで、自由にのびのびと暮らしている。飼い犬ですら、晩年は庭の柵を飛び越えることを覚え、夜中にご近所を徘徊しては野良犬と喧嘩して朝にはまた帰ってくると言う、”夜だけ野良犬”の生活を送っていた。それでもやっぱり、みんな母の作ったごはんを食べに帰ってくる。母の料理への信頼はそれだけ厚いのだ。次回は孫も連れて帰りますのでよろしくお願いします、お母さん。