南カリフォルニア出戻り東京日日見聞録

17年間の南カリフォルニア生活にピリオドを打ち、東京に戻ってきました。2019年以前は「南カリフォルニア日日見聞録」、その後は半分アメリカ人みたいになって帰国したmishaの東京見聞録となります。

今週のお題:やめたいけど、やめられないこと「かわいくて臭いもの」

コビーがソファーに寝そべっている隣に座って、おもむろに肉球を持ち上げてにおいを嗅ぐこと。くっさ〜なんだけど、やめられない。垂れている耳をパカッと開けてクンクンすることもある。これも、くっさ〜。犬は迷惑そうだけど、まるで愛情がそこに入っていることを確かめでもするように、ついついやってしまう。


最近では、1日の終わりごろになると、K君の首の辺りがかなり香ばしくなってくることに気づいた。汗のような醗酵したミルクのような、すっぱ臭いにおい。赤ちゃんは常にいいにおいをさせているものでもないようだ。においを嗅ぎながら大げさに「くっさ〜!」と言うと、K君はくすぐったいのか嬉しいのか、キャッキャと奇声を上げて大笑いする。


でも、やっぱりやめなくては。
K君がそのうち大きくなって、「お母さん、何してるの?」と言われたら、何と答えよう。「クサかわいい」とでも言うこの感覚がわかってくれるかしら。