南カリフォルニア出戻り東京日日見聞録

17年間の南カリフォルニア生活にピリオドを打ち、東京に戻ってきました。2019年以前は「南カリフォルニア日日見聞録」、その後は半分アメリカ人みたいになって帰国したmishaの東京見聞録となります。

プロパティータックスの通知

さて、コビーの散歩の帰りに郵便受けを見たら、プロパティータックスの通知書が来ていた。
固定資産税の計算のための資産価値の査定書、と言う感じだ。
いつもながらに、黄色い紙に「あなたの家の価値(Value)はいくらです」と載っている。

ここでヘンなのは、この通知に載ってくる家の値段がかなり安いことだ。
普通に今の自分の家を買おうと思ったら、50万ドル(5〜6千万円)は下らないのに、通知書の価格は30万ドル。まあ、逆じゃなくて良かったけど。

もっと不可解なことがあった。
たまたま訪れた親戚の家でプロパティータックスの話題になり、通知書を見せてもらった。
その家の値段は8万ドル(約900万円)となっている。
今のオレンジカウンティでは犬小屋だってそんな値段では買えない^^;

実は"Proposition 13"という法律が1970年代に施行され、その法律が有効なうちに買って、それ以来住み続けている人は、家の価値が毎年2%以上上がることはないそうだ。ちなみに、この親戚の家を今普通に買おうとすれば80万ドル(1億近く!)は下らない。