売る仕事、買う仕事
メーカーに勤めていて、ちょっと理不尽だな、と思うことがある。
材料を買ってモノを作って売る、というのがメーカーの仕事。
流通という面から見れば、売る仕事、買う仕事の2つ。
買う仕事は、バイヤー、購買、調達と呼ばれる。
売る仕事は、セールス、カスタマーサービス、マーケティングなど。
どちらも、自分が日々扱う製品についてはエキスパートだ。
売る人たちは毎日顧客に売り込み、頭を下げ、苦情処理をしている。
かたや、買う人たちは全く逆の立場で、業者を選別し、値下げ要求。
さらに、お歳暮やお中元までもらえたり。
アメリカだって付け届けの習慣はある。
確かに売る仕事の方がメーカーで言えば花形だけど、苦労が断然多そうだ。
私がどちらかを選べと言われたら、きっと「買う仕事」を選ぶだろうな。
な〜んて、売る仕事の一部を担っている私の妄想&ひがみでした(笑)