南カリフォルニア出戻り東京日日見聞録

17年間の南カリフォルニア生活にピリオドを打ち、東京に戻ってきました。2019年以前は「南カリフォルニア日日見聞録」、その後は半分アメリカ人みたいになって帰国したmishaの東京見聞録となります。

『夢のチョコレート工場』

夢のチョコレート工場』("Willy Wonka and the Chocolate Factory")を観た。現在公開されている"Charlie and the Chocolate Factory"の1973年のオリジナル版だ。mikeがどうしてもリメイク版ではなくてオリジナル版を私に見せたい、ということなのでDVDを借りてきた。


ただの子供向け映画かと思ったら、ちょっと違う。

教育的な部分はもちろんのこと、社会的メッセージあり、残酷な場面あり。

大人と子供の間に明確な線引きがなく、大人も子供も同じように喜んだり悲しんだりしているのも印象的だ。それに、チョコレート工場の持ち主のWonkaさんは、とても孤独な感じがして気になった。ロケもドイツのミュンヘンで行われていて、雰囲気たっぷりだ。ただの子供だましの映画ではなさそう。


もうひとつこのDVDの素晴らしかったところは、40台になった5人の子役達のインタビュー/解説が入っていたこと。そのまま役者になった人あり、獣医になった人、会計士になった人。。。それぞれが、この映画について、その後の自分の人生について語っている。ほんとにみんな変わっていた!


さて、リメイク版はどうなんだろう。。。?

ジョニー・デップは素晴らしい演技を見せてくれるのだろうけど、あまりディズニー風なおとぎ話になっていないことを祈るのみ。