南カリフォルニア出戻り東京日日見聞録

17年間の南カリフォルニア生活にピリオドを打ち、東京に戻ってきました。2019年以前は「南カリフォルニア日日見聞録」、その後は半分アメリカ人みたいになって帰国したmishaの東京見聞録となります。

今週のお題:これが私の至福の時

私は飽きっぽいので、これ、と限定できる至福の時を挙げるのは難しい。でも、夫が毎日何回も「ダイジョウブ?」と声をかけてくれるのが、ささやかな至福の時かな、と思う。


朝ごはんの時の「大丈夫?」は、作ってくれた朝食のメニューや量について。お互い仕事から帰ってからの第一声の「大丈夫?」は、今日1日どうだった?という意味。その他にも、テレビを見ている間に飲み物が減っていたら「大丈夫?」、ベッドに寝っ転がってPCに向かって沈黙していると「大丈夫?」、時には意味もなく「大丈夫?」と聞いてくるような時もある。


夫にとって日本語は永遠に外国語。面倒なので、文章のほかの部分を全部端折って「大丈夫?」だけになっているのだと思う。または、英語のHow are you?を訳しているだけなのかもしれないけど、私は「大丈夫?」の方が心がこもっているような感じがして断然好きだ。私は聞かれる都度意図を察して、「うん。」とか「まあまあ。」とか、たまには「ダメだね〜。」と答えて、同じことを聞き返す。


麻雀などをしているときも無意識に「大丈夫?」というやり取りをしているようで、やっぱり麻雀中にそのやりとりは可笑しいよ、と友人達に笑われた。


最近は妊娠しているので、ますます「大丈夫?」の回数が増えた。他人が聞けば他愛もないやり取りだし、正直当人同士にさえ意味を成さない会話だったりもするけど、私にはなかなかどうして嬉しいものだ。