南カリフォルニア出戻り東京日日見聞録

17年間の南カリフォルニア生活にピリオドを打ち、東京に戻ってきました。2019年以前は「南カリフォルニア日日見聞録」、その後は半分アメリカ人みたいになって帰国したmishaの東京見聞録となります。

産休後の異動

産前産後の5ヶ月近くの休暇を終え、職場に復帰した。K君も保育園にまずまず慣れたようだし、私もそろそろ社会復帰したくなっていたので、なかなか良いタイミングだった。


ところが、出社して、みんなに「お帰り〜!」と言われてハグし合って、お茶入れて席に着いた途端、人事担当の人から「ちょっと」とお声がかかった。まあ休みも長かったし、以前と全く同じというわけにもいかないし、と思って気軽に付いていった。


体調はどう?とか、赤ちゃんは元気?とか、当たり障りのない会話の後に、「実はあなたの産休中に組織変更をすることになって」と切り出され、部署が変更になり、席がオフィスの端から端に移動することになった。


復帰第一日目に異動。そういうこともあるとは聞いていたけど、復帰に向けての準備をひとつひとつこなしてきた私にとって、予定外のことで非常に動揺してしまった。でも、よくよく思い出してみたら、今回異動になった部署で仕事してみたい、と以前に人事担当の人にチラッと言ったこともあった。でもでも、復帰第一日目に異動なんて。


新しい人もたくさん入社していて、社員数がなんと私が休暇に入る前の1.5倍に膨らんでいる。しかも、そんな新しい人達から「ウェルカム!」と言われるのはとっても複雑だ。


落ち着いて考えてみれば、希望の部署に異動できて、会社も景気が良くて、いいこと尽くめではないか?でもでもやっぱり、このタイミングでの異動は。。。産休から復帰するって、どうしてもこうしても心理的に大変なものなのかもしれない。