南カリフォルニア出戻り東京日日見聞録

17年間の南カリフォルニア生活にピリオドを打ち、東京に戻ってきました。2019年以前は「南カリフォルニア日日見聞録」、その後は半分アメリカ人みたいになって帰国したmishaの東京見聞録となります。

朝のコーヒーで励まされる

朝は相変わらず紅茶並みにうすいコーヒーで一日が始まる。パッケージを開けた途端立ち上る、あの香りでほっとする。

こだわりはなく目についた色々な銘柄を買う。Blendyを買ってみたら、パッケージひとつひとつにポジティブなメッセージが書いてある。

"Take a deep breath."Just do your best"などなど。

今朝はこちら。

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今日もコーヒーに励まされて一日が始まる。

ちょっとした間違い

子供達が色々なことを絶賛学び中。

 

小松菜を刻んでいたら、「コマツナって何?ツナの仲間?」と来た。

 

同じようなパターンで、「厚生労働省って何?金曜ロードショーの仲間?」もあった。コロナ禍がもう1年余りも続き、連日厚生労働省の名前が出ているのに、今頃その質問ですか、と脱力する母親なのでした…

鉄のフランスパン

今はほとんどテフロン加工のフランスパンで料理するけれど、思い立って鉄のフランスパンを出してきてパンケーキを焼いてみた。

社会人に成り立ての時に父がプレゼントしてくれたものだ。アメリカにも持っていき、また日本に持って帰ってきた。ちなみに父は同時に2つ買って母にもプレゼントしたらしいが、「勝手にネットで買い物して!」「まだ私に料理しろと!?」という2点で、こっ酷く怒られたらしい。

鉄のフランスパンで焼いたパンケーキは、極小の火で焼いても焼き色が濃いめに付いて、とても美味しそう。

実は昨日焼いてみたら上手くいかなくて、2日続けてパンケーキの朝食。

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今週のお題「大人になったなと感じるとき」

20歳×2.5くらいの年齢になってしまった。いつの間にか日本の生活も4年ほどになっていて、年齢だけは否応なく重なっていってる。大人になる=年を取る、であれば確実に私は大人だ。年功序列っていうシンプルな時代がうらやましい。

大人になったなと感じるときはあるかって?それは特にないと思う。

でも、大人関係で好きな言葉があるかと言われれば「大人買い」。コンビニの色々なチロルチョコでも、無印の色とりどりのペンを透明なペン立てに並べてみるにしても、これは大人になって良かったなと思う。みんなはどんな大人買いをしているのだろう?

クリスマス前に街を歩いていたら、会社の上司の上司にバッタリ。ママチャリの前のカゴと2つの子供席に漫画がどっちゃり載っていた。「子供のクリスマスプレゼントで全巻買わされてさ(照)」とのこと。お子さんはこんなに父親に愛されて幸せだと思う。そして、お子さんのためにこれだけの漫画を大人買いできる上司の上司は、もっともっと幸せなのだと思う。

 

久しぶりの出社

昨日は久しぶりに出社した。

出社と言っても、会議の合間に数時間だけの滞在だ。どうしても捺印と直筆記入の必要な書類があり、ほとんど数分で終わる作業。電子署名はいつになったら標準になるのだろう。

社内はまるで休日出勤のように誰もいなくて、たまに人とすれ違うと、「知り合いかも!?」という期待で一瞬マスクの上に見えている顔の上半分を、お互いにじっとのぞき込む。ほとんど知らない人ばかりで、ようやく1人だけ他部署の知り合いとあいさつできた。地下のモグラがたまに仲間と鉢合うと、このくらいうれしいのかもしれない。

久しぶりに広いデスクで仕事できたのと、心おきなく印刷できたのは気持ちよかった。

マスク着用にも慣れたし、消毒と手洗いも普通のことになったけど、人と会えないのだけは寂しいし情報量も圧倒的に足りなくなる。たまには出社できるような世の中になると良いなと心から思う。

 

職場復帰

手術後の傷病休暇を終えて職場に戻ってみたら色んなことが変わっていたのだけど、同僚が一人亡くなっていた。

ある時、大学の友人に紹介された人の同級生がたまたま私の同僚だった、という遠いご縁。その時は名前もわからず、同窓会の写真を見せられてやっとみたことのある顔だと気付いた。実は同じフロア勤務でしかもロッカーが隣り合っていた。それがきっかけで会えば雑談くらいはしてたけど、めちゃくちゃ地味な人で会話も弾まず。

亡くなった原因も明かされてなくて、何とも寂しい。会社で少し一緒だったくらいでは、生きてる間のことも表面的にしか知り得ないし、ましてやその死に関してはもっと難しい。