エピドラル大好き？

社長が長い出張から帰って来たと思ったら、首にコルセットを巻いていた。交通事故にでも遭ったのかと思ったら、疲れか何かでかなり痛みが出ているらしい。もう60代後半か70代なので、過酷な出張スケジュールは身体に響くのだろう。

彼がやおら私のデスクに寄って来て、「調子どう？」と聞くので、「まあまあですね。」と言うと、唐突に、「君に言っておかなきゃいけないことがある。出産の時は必ずエピドラルを使った方がいいよ。僕も月曜日にこの首の痛みのためにエピドラル打ちに行くんだけどね。局所麻酔だし、ほんとに良く効くんだから。僕の娘も嫁も、出産の時はエピドラル使ったよ。嫁の方は自然分娩に拘っていたようだけど、エピドラルを打った後は本当にハッピーそうだったし。」と話しだした。

エピドラルって無痛分娩の麻酔薬としてしか知らなかったけど、首の痛みにも使うんだ、とびっくりした。それに、お嫁さんの出産の様子をつぶさに語れると言うことは、社長も義父として出産に立ち会ったに違いない。家族によってはお産は結構いろんな人が立ち会うものみたいだ。

同僚の3人の女性もエピドラル万歳！のようだ。痛みには少々自信がある（時もある）が、考えておこう。